オンドラ君に挑戦する女子部員 (2001.12.15) |
女子大生らの棋力は、もうすぐ初段クラスの実力者から覚えたばかりで専ら九路盤で修行中の方まで多士済々。 碁石を握る手つきはまだおぼつかないながら、若い頭脳をフル回転して千寿会メンバーに挑戦しました。 迎え撃つのはこの秋チェコから来日して院生修行中(15日現在、Cクラスで12勝2敗)のオンドラ少年(15歳)。 年上の異性に臆することなく、最強の応対でお姉さんたちを困らせていました。
厚顔のおじさんの講義を受ける女子部員たち (2001.12.15) |
終了後は、若い女性たちと話し足りないおじさん連中が健二先生を押し立てて 銀座の飲み屋に女子大生3人を拉致する姿もみられました。
(2001.12.16)
オンドラ君院生に復帰チェコからの留学生で院生だったオンドラ君、このたび、本国での義務教育を終えて、 院生に復帰することになりました。25日からの院生手合いに登場するそうです。 皆様、応援お願いします。(2001.11.18)
追伸、21日に無事日本に着きました。 |
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オンドラ君 |
岡本伸子さん新人王に!千寿会にときどきゲストとして出席してくださる岡本さんが10月7,14日に開催された 第二回しんぶん赤旗 女流アマ東京名人戦で新人王に輝きました。おめでとうございます。
岡本さんはご存知のように、第1回および第18回女流アマ選手権の優勝者ですが、
それは前世紀のこと、今世紀、改めて新人として活躍されそうです。 |
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岡本さん(2001.10.20) |
(2001.10.20)
国分寺のホワイエでは秋の囲碁講座を開いております。もう少し上達したい方、
ちょっと勉強してみませんか。
また、小・中・高校生の方々は学校が終わった後、碁を始めてみませんか。
世界的なゲーム碁「ヒカルの碁」もテレビで放送が始まり、今が覚えるチャンス。
碁を覚えながら、ついでに簡単な英会話も身に付けましょう。
詳しくはこちらを
小林千寿
(2001.10.4)
囲碁ファンが非常に楽しみにしていた好局に対して、どのような理由で中止を要請したのか、 日本棋院は囲碁ファンに説明する必要があると思う。
本ページ管理者も「囲碁データベース」
を見て中止を知りましたので、詳細はそちらをご覧になってください。
(2001.9.8)
千寿会で(2001.9.1) |
「現在の国際囲碁界は、韓国が1歩リードしていると言えるだろう。日本は追う立場 になった」と冷静に評価する覚九段、「その理由は圧倒的な研究成果」にあるとみ る。「彼らにとって国内棋戦は研究の場、その成果を国際棋戦にぶつけてくる」。こ れに対して「日本は国内戦を重視してきた」ため、日本人同士の共同研究は難しく、 各種棋戦でポツリポツリと個人レベルの研究成果を披露する程度。「そうした情報も あっという間に韓国、中国、台湾の若手棋士に伝わり、1週間もすれば改良型が試さ れている」。
「こうした共同研究の風土は日本でも昔はあったようだが、今は個人の技芸という感
覚が強く、どうしても開発スピードが落ちる」。ではどうすればいいか。
「率直に韓国の実力を認め、改めて挑戦者の立場から日本も束になってかからなくて
はいけない」――。どうやら覚九段は、格下相手に胸を貸す横綱相撲を自らかなぐり
捨てると宣言しているらしい。
海外棋士勢の研究開発力に日本も束になって対抗する。実はそれだけではなかっ た。覚九段は、「日本が勝てるもう一つの要素」も示唆してくれた。「研究成果は本 来、布石から序盤にかけて現れるはず。しかし日本棋士は序盤でリードされることは 少ない。これは独特のバランス感覚に優れているためだと思う。武宮九段が大石を取 られながらもきちんと余した、こういうセンスが大切だ」。
「彼らの研究成果は布石から序盤にかけてより、膨大な“捨てた図”を活かした逆 転力に結びついているようだ」と指摘する覚九段は、日本棋士も束になって研究する ことによってこの弱点を補完し、併せて本来の長所であるバランス感覚を伸ばしてい けば、日本は国際棋戦でまだ勝てるはずと言い切った。
臥薪嘗胆の日々を送ったこの8ヶ月、覚九段の胸には国際棋戦への再挑戦が大きく
膨らんでいたのだろう。
(2001.9.3)
復帰第1戦?(2001.9.1) |
それが何と、同じ9月1日にプロ棋士としてスタートする坂井秀至・新五段。 周知の通り、7月から8月にかけて関西棋院バリバリの若手プロとの激戦を経て文句 なく飛び付け五段を勝ち取ったばかり。今の日本碁界で注目を集めている最高の組み 合わせと言ってもいいだろう。
坂井五段は関西棋院からプロ入段を認められてから、まだプロの厳しい洗礼を受けて いない。衆目を集めた段位認定試験という重圧の下で、伸び盛りで勝率も高い関西棋 院のホープ、長谷川広五段、中野泰宏七段を4連覇して、実力を自他共に認めさせ た。では誰が初めに土をつけるか。
注目度から言えば覚九段は坂井五段以上かもしれない。碁界最高のタイトル棋聖位を はじめ碁聖、新鋭戦、竜星位などの実績と芸からみて坂井新五段には負けるわけには いかない。問題は、昨年末の不幸なトラブルで実戦から8ヶ月遠ざかっていたブラン ク。しかも相手は坂井五段。重圧は並大抵ではあるまい。
勝負の帰趨は神様に聞くよりないが、坂井プロがより大きく成長するためにも復帰第 1戦に先輩棋士としての貫禄を見せて欲しいと思う。
対局を主催するのは「囲碁研究」誌。時宜を得た特集掲載号は読者の大関心を集める
ことだろう。なお、覚九段の公式手合い日程は未定だが、縁の深い棋聖戦を手始め
に、三大棋戦(棋聖、名人、本因坊戦)すべてに参加できそうだという。
(2001.9.1)
研究会の仕上げを飾る真剣勝負の決勝で当 たった。勝負は黒番の坂井さんがタスキ小目の意欲的な布石を披露して勝利を収め た。覚九段によると、坂井さんは趙治勲25世本因坊を柔らかくしたような地に辛い棋 風。随所に着眼の精緻さ、研究成果を見せつけ、「これは強いと何度も感心させられ た」と告白している。
同研究会は、坂井さんが長谷川広五段に連勝後、中野七段との対局を控えた
認定試験の真っ最中。坂井さんは覚戦勝利で大いに自信をつけたことだろう。
しかも面白いのは、相手の中野七段もこの研究会に参加して覚vs坂井戦を見ていたこ
と。坂井さんの強さを目の当たりにしたことが本番で影響したかもしれない。
(2001.9.2)
ペンション時計館で (2001.8.25) |
このたびは千寿会のホームページをつくって頂きありがとうございます。 今まで、世界の囲碁普及のためにどのくらい外国へ行ったか、 いつかゆっくりまとめてみたいと思うのですが、 今現在進行中が優先して過去を振り返る時間がありません。 (過去を振り返るより、つい来年に目が行ってしまう習性も大いに影響していますが...) 初めて海外普及に出たのが19才の夏。それから、27年...(年がわかってしまうのです) 海外留学生を受け入れるようになって11年、第1号のハンス・ピーチ君四段21才で現在32才。 その間西洋人の留学生は15名ぐらいかな、そして、予備軍は続々と各国で育っています。 千寿会はもうすぐ丸7年。娘アンナが生まれたときに思いついた会で、 『自分の子供も含めて、子供達って、みんなの暖かい気持ちで育てられるのが一番だよね...』 という気持ちから、こんな会ができました。 海外の子供たちと一緒にわが娘も育っていますが、子供たちにリードされる毎日の私の生活です。 (2001.7.30) |