耳赤・恥の一手 かささぎ編D

参考図

正解を示す前に、まず、亜Qさんからの質問に答えておきます。質問は前回の解答に対し、「黒13の十八サガリが『絶対の先手』かどうか」というものです。もちろんサガリは先手ではありません。白は手を抜いて、別のところに打つでしょう。しかし、下辺が生きていないと、何かと、黒から利きを考えなければならず、不自由さを感じると思います。

さて、貴公子に褒められた手は気持ちのいい黒1の肩ツキでした。正解者多数と思いましたが、今回も正解はいませんでした。の今回も残念ながら正解者はいらっしゃいませんでした。

亜Qさんとマーベラスさんが黒Aハネ、初参加の梵天丸さんが黒Bのカケツギ、謫仙さんとototoさんが黒Cノビでした。みなさん、下辺の味悪を心配されていますが、この時点で手入れするのはちょっと足が遅い感じがします。

黒Aと黒Bは共に下辺の白の目を奪っていますが、比較すると黒Aは白13の十五のキリが嫌みなので、黒Bのほうが勝ると思います。いずれにしても白15の六の一間ぐらいに打たれて、右辺の白3子が攻撃目標になりそうです。黒Cはなかなか感じのよさそうな手です。

第五譜(62-77)

当初は、この「その5」が最後の予定でしたが、正解率があまりに低いので、ボーナス問題を出します。黒62肩ツキの後ですが、白は左下スミに手を付けた後、白75と上辺の白石を動き出してきました。さて、黒78はどこでしょうか?

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かささぎ

(2009.2.1)


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