10月30日から11月1日まで碁会で三日間箱根にいた。
07年の6月に「第11回ふれあい囲碁大会」があり、この会はこの後中断していた。
今回、孔令文さんなどの努力が実って、あらためて「2009ファンフェスタin箱根」として、再開したのだ。
参加のプロ棋士はいつもの孔令文六段・倉橋正行九段・下島陽平七段・瀬戸大樹七段・万波佳奈四段と、特別ゲストとして清成哲也九段。そしてその息子の清成真央(まお)初段。
いつもの小林覚九段・笠井浩二七段やインストラクターの木下かおりさんなどがいなかった。このあたりにふれあい囲碁大会とは変わったことを感じる。
人数は百人を越えた。前は一段あたり、2部作ったが、今回はほとんど1部。
天龍八部の旅6 天龍八部影視城2で紹介した「大理旅游杯」の写真を万波さんに渡して、この時の様子を聞くことができた。
大理旅游杯は一回キリで終わってしまった(開催者にとっては1回で目的を果たしたというところだろう)。お城の中で、民族衣装を着て開会式をしたとか。おそらくペー族の民族衣装だろう。成績は残念ながら……だったと言う。思わぬ所で(?)天龍八部影視城の話をしてしまった。
わたしは一日目は二局で二連敗。二日目は四局で盛り返して四連勝。三日目は手空きだった。結局4勝2敗で三位。同成績がもう一人いたが、直接対局でわたしが勝っていたので、わたしが十人中の三位となった。
入賞は、今回は三位まで(^。^))。ありがたく賞を受けた。ふれあい大会の時は二位までだったのだ。
Kさん、つまりわたしと同成績だったが四位となった方は、わたしに勝っていれば、優勝だった。5勝1敗が三人並び、直接対局で勝ったので優勝。それがわたしに負けたばかりに同成績ながら、四位に沈む。
わたしとの勝負もKさんが圧倒していた。それがひょんなことから種石が落ちて逆転。
K「取れている石を、もう一手かけるのもしゃくで」
謫「一手遅れることになりますからね。周りの状況で手段が生じてしまった」
オトトさんが別なクラスで優勝したのを記してもよいだろう。
碁仇をくやしがらせて山紅葉 謫仙
一日目と二日目はきれいに晴れたが、三日目は深い霧の中。雲の中と言ってもいいかも知れない。手空きだったのを利用して、函南原生林まで歩いた。
謫仙(たくせん)
(2009.11.4)